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子宮内胎児死亡のため天使になった娘との日記。

赤ちゃんの準備

赤ちゃんの心臓が止まっていることがわかって1週間。

 

悲しむ暇もなく、赤ちゃんに会う準備、送る準備に追われました。

 

・火葬の事を決める。

はじめての事だらけで、これが1番分からなくて理解するのも時間がかかりました。

まず分からなかったのが、「代行」。

代行を使うかどうかを決めて動かないと行けないけど、何をしてくれるのか、どのくらい費用がかかるのか、どこにお願いしたらいいのかが分からず

「火葬 代行」とかで検索してもいまいち分からず…丸一日は検索で終わりました。

なんとなくわかったのが、「直葬」「火葬式」がお葬式をしなくて火葬メインのもので代行が動いてくれるもの。

費用に関しては「直葬」で3万から10万。

結構なお値段…

代行=葬儀屋さんみたいです。

 

とりあえず「直葬」で出てきた葬儀会社に電話をしてみた所、

病院で出してもらう「死産届け」を市役所などに代行で行ってくれたり、赤ちゃんを連れて帰ってくれたり、火葬の手付きの方法?を教えてくれる。

と言うものでした。

棺も用意はしてくれるけど、一度見に来て決めてもらった後で入院先に届けますよ。との事。

 

10万と言う金額は、葬儀をしたらそのくらい必要になるようです。

葬儀をする予定は無く、病院からも一緒に家に帰りたかったので、もし代行をしてもらうとしたら市役所の手続きをしてもらうくらい。

もし代行してもらった場合の料金は、1万円ほどだと言っていました。それに棺と骨壺の料金が別で掛かります。

(これは頼む葬儀屋さんや地域によって変わると思うので問い合わせて聞かれた方が良いと思います。)

 

市役所への手続きは旦那さんにお願いする事になるので、代行にお願いするかの決断は旦那さんにしてもらい、出産当日か翌日の朝に住んでいる所の市役所に手続きに行ってもらう事になりました。

(住んでいる所の役所で無くても死産届けは出せるみたいです。火葬をされる所の役所で手続きをするのがスムーズに行くと思われます。違う場所の場合、料金も高くなる可能性があります。火葬場は公営と民営があるようです。)

 

 

火葬の日にちなどは死産届けを待っていった時に役場で予約をするようです。火葬代もその時に。

火葬場にも電話をしないと行けない💦と思っていたので少し準備が少し楽になりました。

(こちらも場所によって違うかもしれません。

調べたものでは火葬場の予約も自分たちでと書いてあるものもあり、役場で予約、手続きと言うのは葬儀屋さんで教えていただきました。火葬場所、火葬代は市のホームページに載っていました。)

 

後日、問い合わせをした葬儀屋さんに棺と骨壺を見に行ってみた所、1番小さい棺でもかなりの大きさで…旦那さんに相談する事に💦

(病院でA4くらいのサイズが有れば良いと言われていました。)

 

 

・赤ちゃんの準備(服・手紙etc…)

赤ちゃんに服を作ってあげたくて、でもサイズが分からないので検索していると、

「天使のブティック」さんでお願いすると服の型紙をいただけると言うのを見つけて早速メールを。

 

すぐに返事をくれ、赤ちゃんの周期も伝えていたので、赤ちゃんに合ったサイズの型紙を送って頂けました。「同じ服を着た子に会ったらお友達になってたくさん遊んでね」

と素敵な言葉も添えてもらって。

赤ちゃんがお空に戻った時、1人じゃ無いんだと思うことが出来て少し幸せな気持ちになりました。

 

(赤ちゃんを亡くされた天使ママにしかお譲りされてないとの事なので、気になる方はご本人の方が連絡してみて下さい。)

 

 

型紙をプリントアウトしてから赤ちゃんのためにちくちく…「同じ服を着た赤ちゃん達ととたくさん遊んでね」と心を込めて。

慣れない縫い物を頑張りました。思った以上に時間も掛かりました😂

赤ちゃんが喜んでくれる様に、初めて刺繍にも挑戦してみました。

 

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赤ちゃんの為に何かしてあげられるのは今だけしか無いので、毎日寝不足になりながら…

喜んでくれる姿を想像して。

 

何とか土日に入る前に棺を決めることも出来て、すぐ送ってくれると言うことで棺も何とか間に合いました。

私たちが購入したのは、

「てんしのひつぎ」です。

こちらは今オンラインショップのみで販売中で、ダメ元で会社を検索し問い合わせをした所、在庫があったので直送していただけました。

(送料と代引き手数料が掛かります。)

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小さい赤ちゃんの棺って本当にないですね…

探している時に紙や段ボールで出来た箱もあったのですが、我が子が入る最後の場所なので、出来れば木の箱で送ってあげたい…と思い、こちらに決めました。

赤ちゃんのお家みたいですごく可愛い。

値段はしましたが…もう何もしてあげられないので、惜しくない買い物でした。

(火葬した時に木よりも段ボールや紙などの箱の方が骨が残る可能性が高い様です。絶対に残ると言うわけでは無いと思いますのでご注意ください。)

 

 

ひつぎが届いてからは棺に引く布団や、入れてあげるおもちゃなども作りました。

 

 

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長男が書いてくれた絵でクッションも作りました。

布団は長男の出産の時に作ったおくるみで。

子供達が遊んだ音のなるおもちゃも鈴を抜いて入れてあげました。

 

赤ちゃんが少しでも寂しくない様に。

 

・入院の前日、家族で写真を撮りました。

マタニティ姿を残したくて、赤ちゃんも一緒にいる家族写真を棺にも入れてあげたくて。

 

 

入院中にも、底が硬かったらかわいそうだと思い敷布団を増やし、枕も作ってあげました。

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赤ちゃんが喜んでくれたらいいな…。

 

出産は旦那さんも立ち会える事になりました。

無理だと思っていたので本当に嬉しいです。

 

手紙や折り紙も入れてあげようと思うのですが、たくさんは棺に入れずに、袋に入れて一緒に火葬してもらおうと思っています。

骨が残らなくても、灰を骨壺に入れてもらおうと思っています。

 

私は検索検索で時間が掛かり日中は子供の相手もあり準備が1週間ギリギリだったのですが、赤ちゃんの心臓が止まっている事が分かって直ぐに数日で入院する方が多いと思うので、少しでも誰かの役に立てれば…。

 

 

               marukuma🐻

 

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